2006.03.14 Tuesday
▼ 疑惑の判定 日本 3-4x アメリカ
[ WBC '06 ]
WBC2次リーグの初戦は、いきなり優勝候補のアメリカ
日本の先発は上原 初回、先頭打者のイチローがいきなり右翼スタンドへ先制本塁打を放ち 日本の士気を高める! 続く2回表、福留の四球、岩村のヒットで塁をためると ムネリン(川崎)の3塁線を破る、技ありの2点タイムリーで3点差に!! 2回裏、アメリカのジョーンズのソロ本塁打で1点を返される その後、6回表まで両チーム得点が入らず 6回裏、四球でランナーを一人置くと、リーに2ラン本塁打を食らい ついに同点に追いつかれる 8回表、西岡のヒット、松中の死球、福留の四球で1死満塁とし 続く岩村が、レフトへの犠牲フライを打ち、1点勝ち越し!! と思いきや、アメリカの抗議(西岡のタッチアップが早かったとするもの)で あっさりと判定が覆り、ダブルプレーとなる。 VTRで捕球と離塁の瞬間を並べた映像を何度もリプレイされていたが 明らかに、捕球した後のタッチアップだったということが分かる この大きな誤審により、日本の得点と流れが失われてしまい 迎えた9回裏、ヒット・エラー・死球で、満塁となり なんとか2アウトまでこぎつけるも、A・ロッドに内野安打を打たれ サヨナラ負け…。 8回表の1点が入っていたら、どうだっただろう?と考えずにはいられない試合だった…。 これを機に、微妙な判定については、VTRで確認するようにして欲しい…。 審判の変なプライドの為に、こんな悔しい思いはしたくない 【投手】 (日)上原、清水、藤田、藪田、藤川−谷繁、里崎 (米)ピービ、シールズ、T・ジョーンズ、フエンテス、ネーサン、リッジ−シュナイダー、バレット 【責任投手】 (勝)リッジ1勝 (敗)藤川1敗 【本塁打】 (日)イチロー1号ソロ(1回、ピービ) (米)C・ジョーンズ2号ソロ(2回、上原)、D・リー3号2ラン(6回、清水) 【誤審に対する、コメント集】 王監督 「一番近いところで見ている審判のジャッジを抗議があったからといって変えるのは、私は長年、日本で野球をやってきたが、見たことがありません。審判4人は同じ権利があると思う。われわれの習った野球とは違う。世界中が見ているのに、アメリカのためにもならなかったと思う」 イチロー 「全員が納得していないから(すぐには)守備に就かなかった。監督が抗議している間に、それを無視してフィールドに立つことはできない」 上原 「きょうの終わり方は全員が納得してないと思う。この終わり方はむかつく」 A・ロッド 「判定が変わったのには、すごく驚いたけど、それで『この試合、勝てる』と思った。バック(マルティネス監督)がこの日の最優秀選手だ」 星野SD 「球審に権限があるなら、二塁塁審がセーフと判定した瞬間に『いや! アウトだ』と言わなければいけない。米国の抗議でなぜ変わるのか。残念を通り越して情けない。これからは第3国の審判がやらないと」 バレンタイン監督 「最高の選手が試合をしたにもかかわらず審判が試合を決めた。非常に残念」 「西岡にミスは見られない。ひどい判定だ」 「彼はボーク・ボブ・デービットソンとあだ名があるぐらいボークに神経質。目立ちたがり屋なんだろう。彼が球審だったのは日本には不運だった」 日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン 「現在、サッカーは第三国の人が審判を務めるのが当たり前。しかも大リーグの審判ならまだしも、世界一を決めるのが3Aの審判だったとは。改めるべきだし、WBCの汚点として残る気がする」 USA TODAY 「テレビのリプレーを見る限り、西岡の判定を変えたのは間違いである」 ニューヨーク・タイムズ紙 「野球を通じて友好を深めるはずの大会で、最初の事件が起きた」 朝鮮日報 「明らかな誤審」に救われた米国 米国、日本戦で「厚顔無恥な」詐欺劇 ボブ・デービッドソン球審 「満塁でのタッチアップをチェックするのは球審。(二塁塁審の)ナイト審判員はいるべき場所である三塁付近にいたが、タッチアップをチェックする権限はない。それが最初に(問題なしとの)判定を下してしまった。球審の判定すべきところであり、私は離塁が早いと判断した」 |